「天空の鐘」が鳴り響く奇跡の場所

「天空の鐘」が鳴り響く奇跡の場所

出釋迦寺から我拝師山の山道を1.8kmほど登ると、
山頂近くに出釋迦寺の奥の院、禅定があります。
さらに100mほど登った場所が、弘法大師空海が
7歳の時に身を投げたという伝説の捨身ヶ嶽です。
そそり立つ絶壁の上に石の護摩壇と稚児大師像が
まつられています。この捨身ヶ嶽への登山道は世坂と
呼ばれ、旧暦15日には県内外から奥の院に
上る信者でにぎわいます。
登山道の道路脇には、香川県の保存木である
ヒノキの大樹がそびえ、山門にたどりつくと、
眼下にはすばらしい景色が広がります。
この絶景を見ながら鐘をつくことができる
鐘楼は、「天空の鐘」と呼ばれるようになりま
した。山道をたどり、一度は響かせてみたい
山のお寺の鐘の音です。